こんにちは。ブラックミュージック総合ファンサイト【Untitled】 特別企画レゲトンブログも、なんとまぁ早いもんで、今回で、第25回目です。




毎日毎日、よくまぁ、レゲトンのことばっかり書いて、ようやるわ。





そんな声が聞こえてきそうな今日この頃です(笑)






でもね。






ホントにそう思ったあなた。









毎日、見るほうも見るほうですから、お互い様ですよーーー(笑)




というわけで、今週は、月曜から5日連続というお約束で、レゲトン・アーティストを取り上げていっているわけですが、今回は、この方です。




tego



そうです。このブログでは、5月6日5月 21日 に続き、3回目のご紹介となる、Tego Calderonです。



以前の記事で、ブラックミュージックシーンのみならず、それを取り巻くビジネス界でも、もはや重鎮のP.Diddyのブランドのモデルとして、声がかかり、かなりおいしい話に違いないにもかかわらず、「中米で「スウェットショップ」と呼ばれてる劣悪な労働環境の工場を使ってる疑いがある」という理由で、きっぱりと辞退したということを取り上げたのですが、私は、その記事が書いてある「BMR 」という雑誌を読んで、この方の「男気」「心意気」に魅かれ、一気に大ファンになりました。



BMR JUNE



ちなみにBMRって、こんな雑誌です。よかったら本屋に並んでるんで、いかがでしょ?



今回は、このBMRという雑誌に掲載されていた、テゴ・カルデロンのインタビュー記事をもとに、話をすすめていきたいと思います。



BMRのインタビュー記事では、「ダディ・ヤンキーがレゲトンのクロスオーヴァーの担い手なら、テゴは、プエルトリコ人の良心を支える「心の故郷」的存在というか、内外から最もリスペクトを集めるレゲトン重要人物」というように、まずは紹介されております。



AOL MUSICなどで、プロモーション・ビデオなんかも見ることが出来るのですが、見た感じ、たしかに風格ただよう、なんというか、ダディ・ヤンキーなどと比べると、ものすごく落ち着いた感じがします。(←たしかに年齢の違いなどもあるのでしょうけど・・・)



>>Elegante De Boutique[VIDEO](AOL MUSIC)



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Tego Calderon

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しかし、このジャケット、いつ見ても、ネクタイしめて「よっっしゃぁ、今日も仕事頑張るぞーーー!!」って見えるんですよね。なんか、こんな営業部長いたら、ちょっと怖い(笑)



と、そんなテゴ・カルデロン、幼少時代はプエルトリコで育つのですが、高校時代に、2年半ほどマイアミで過ごすことになり、そこでかなり辛い経験をしたようです。


スペイン語をしゃべるため、黒人の輪にも入れず、肌の色が黒いから、ラティーノにも受け入れられなかったんだとか。いわゆる日本でいうところの「いじめ」ですよね。


なんか表向きには、ラティーノって、簡単に言えば「スペイン語を話す」という条件で括られたグループで、人種的には、白人(スペイン人)、アフリカ黒人、先住民(インディオ)の血が混じり合っていたり、それぞれの純血がいたりと、バラバラなので、お互いが仲が良いような気がするのだが、そうでもないことを知って、ちょっとびっくりしました。


ラティーノの中でも、人種差別的な「いじめ」があるなんて・・・・



しかし、それがあって、テゴの今があるんでしょうね。


テゴいわく「いじめられて孤独だったので、マイマミ時代は、親友がHIP HOP。ラキムや、NWAみたいなギャングスタ・ムーブメントに憧れていた。」とのこと。



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>>Eric B Is President


>>アーティスト紹介(goo 音楽)



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>>F _ _ _ tha Police


>>アーティスト紹介(listen Music Store)



個人的な意見になりますが、人間やっぱり「痛み」を感じることができる人、「人の痛みが理解できる人」という人が、本当の意味で「優しい人間」だと、切に思うわけですが、我々の日常を見ても、思いませんか?過去に「イジメ」などを経験している人が、成長していく中で、本当の意味での「人への思いやり」とか「強さ」を持っているんですよ。


「人の痛みがわかる」というのは、そんなもんです。


だからこそ、テゴは、このインタビュー記事にもあるように、ラテン・アメリカのブラック・コミュニティに誇りを与えるというミッション(使命)を持って、レゲトンミュージックに取り組んでいるのだと思います。



レゲトンに関らず、ヒップホップ、R&B、はたまた邦楽でもなんでもいいんですけど、今の商業的ミュージックシーンに、これだけの「こだわり」「使命感」を持ったアーティストが、どれだけいるのでしょうか??



あの子は、ガソリン好きだから、ガソリンちょーだい、で、それを聴いてM字開脚しとる場合じゃぁございませんぞ!!

























なんちゃって(笑)



と、まぁ、なーーんか、ガラにもなく、シーーリアス気取りで書いてしまいましたが、結局ね、楽しければ、それでよしって部分も「音楽」には、たーくさんあるので、これからも「お気楽」でいきまっしょ☆


テゴについては、なかなか一回じゃ書ききれないので、また今度、取り上げると思います。



いつもは「お気楽」

たまに「シリアス」



そんなんもアリでしょ☆

ではでは、また次回をお楽しみに♪














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